アマテイが後場急動意、中期計画で3年後の営業利益4倍などめざす

2021年11月10日 18:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■次世代車向け高付加価値・高機能部品へのシフトを推進

 アマテイ<5952>(東2)は11月10日の13時40分に第2四半期決算と中期計画を発表、株価は発表直後から急動意となり、一時7%高に迫る162円(10円高)まで上げて出直りを試す相場になった。今3月期の予想連結営業利益は0.42億円(前期比32.6%増)を見込むが、中期計画(2022年度から24年度までの3カ年)では高付加価値・高機能部品へのシフトを進め、到達年度に1.6億円を目指す。

 沿革をたどると「尼崎製釘所」に至るクギ、ネジ、建築用資材などのメーカー。中期計画では、ハイブリッド車や電気自動車用のバッテリーやモーター関連需要、軽量化に必要となる特殊締結部品への需要、特に品質が重視されるバッテリーやセンサー類等の需要に対応する高付加価値・高機能部品へのシフトを進める。連結売上高は、2022年3月期の予想54億円(前期比22.7%増)に対し、到達年度には55億円を目指すが、営業利益は22年3月期の0.42億円(前期比32.6%増)に対し到達年度には1.6億円を目指すとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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