Android 12を大画面デバイスに最適化する新機能「12L」

2021年11月2日 20:04

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 Google は 10 月 27 日、Android 12 を大画面デバイスに最適化する新機能「12L」を Android Dev Summit で発表した (Android Developers Blog の記事)。

現在、タブレットや折り畳み画面、ChromeOS デバイスといった Android を実行する大画面デバイスは 2 億 5 千万台以上が使われているという。Android タブレットは最近 12 か月に前年比 20 % 増の 1 億台がアクティベーションされており、ChromeOS は 29 % 増、画面折り畳み型デバイスは 265 % 増となっている。12L はこのような状況を踏まえて提供されるものだ。

12L の開発者向けプレビューも同日から提供されており、来年の初めには 12L の新機能をリリースする予定だという。12L では 600 dp を超える画面で 2 列に分割した画面レイアウトが使われ、マルチタスキングも強化される。開発者にとっては大画面デバイス対応プリの設計が容易になり、現在 Canary 版が提供されている Android Studio Chipmunk では画面サイズを変更可能なエミュレーターも利用可能とのこと。

Google Play では大画面アプリの品質ガイドラインに沿っているかどうかのチェックを行い、大画面に最適化されていないアプリは Play ストアのリスティングページで大画面ユーザーに通知するそうだ。この変更はデバイスタイプ別評価の導入とともに、来年導入予定とのことだ。

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