ケンコーマヨネーズの静岡富士山工場が障害者雇優良事業所として静岡県知事褒賞を受賞

2021年11月2日 16:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■障がい者雇用に関する取り組み・実績が評価

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)の静岡富士山工場は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の障害者雇用優良事業所等表彰において「静岡県知事褒賞(障害者雇用優良事業所)」を受賞した。10月25日(月)に執り行われた令和3年度静岡県障害者雇用促進大会(主催:静岡県、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、後援:静岡労働局)において、表彰された。

 障害者雇用優良事業所等表彰とは、「障害者を積極的に多数雇用している事業所」「障害者の雇用の促進と職業の安定に著しく貢献した団体又は個人」と「模範的職業人として長期勤続する障害者」に対して、その努力と功績を称えるもの。静岡県知事褒賞は、その中でも特に顕著な実績をあげている事業所・個人に送られる。

 静岡富士山工場は、厚焼き卵・錦糸卵・スクランブルエッグなどのタマゴ加工品を製造する同社の主力工場。

 2014年に富士市大渕の富士山フロント工業団地内に新設し、2019年より第2工場も稼働している。同工場は下記3点を特に評価され、受賞となった。

【評価された点】

(1)特別支援学校2年生の体験実習から積極的に受け入れ、長期的な視点でお互いのミスマッチをなくし、採用と定着に繋げていること。 (2)採用後のステップアップ制度を設け、向上心や責任感が持てるように工夫していること。 (3)特別支援学校、静岡県ジョブコーチや障がい者就業・生活支援センター等の地域の支援力を活用し、課題解決を図っていること。

 大会では、同社を含めた7つの事業所と個人5名の表彰が執り行われ、個人の表彰では、当社従業員も理事長努力賞を受賞した。川勝平太静岡県知事より「この表彰は、職業的自立を支援するために行われている。障がい者の雇用については、本人の努力と周りのサポートの両方がとても重要であり、静岡県としてもより一層の支援に取り組んでいく。」との話もあった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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