パイプドHDはMBO(経営陣による買収)と好決算が好感されて急伸

2021年10月1日 12:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■MBO価格は1株2800円、最終的に上場とりやめの方針

 パイプドHD<3919>(東1)は10月1日、急伸して始まり、取引開始後は18%高の2880円(417円高)まで上げて約1週間ぶりに上場来の高値を更新している。9月30日の17時30分、第2四半期決算と同時にミライサイテキグループ(東京都港区)によるMBO(経営陣による株式公開買付・買収)を発表。MBO価格を2800円としたため買い先行となった。

 発表によると、MBOを行う株式会社ミライサイテキグループ(東京都港区)は、パイプドHDへのMBOを目的として2021年8月24日に設立された株式会社。投資ファンド(投資事業有限責任組合)アドバンテッジパートナーズⅥ号が全株式を所有している。最終的に対象者株式を非公開化(上場とりやめ)するとした。

 第2四半期の連結決算(2021年3~8月・累計)は、売上高が前年同期比27.6%増加し、営業利益は同48.8%増加するなどで快調だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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