日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり大幅反発、ファーストリテとソフトバンクGが2銘柄で約79円分押し上

2021年9月24日 16:54

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記事提供元:フィスコ


*16:54JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり大幅反発、ファーストリテとソフトバンクGが2銘柄で約79円分押し上
24日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり222銘柄、値下がり3銘柄、変わらず0銘柄となった。

日経平均は3日ぶり大幅反発。米国市場ではNYダウが22日に338ドル高、23日に506ドル高と大きく上昇した。連邦公開市場委員会(FOMC)で次回11月の量的緩和縮小(テーパリング)開始決定が示唆されたものの、想定内と受け止められた。また、中国恒大集団の債務問題を巡ってもひとまず不安が後退した。祝日明けの日経平均はこうした流れを引き継いで502円高からスタートし、3万円台を回復。その後も堅調に推移して、引けにかけて30276.38円(前営業日比636.98円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前営業日比609.41円高の30248.81円となった。東証1部の売買高は14億2537万株、売買代金は3兆5578億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、海運業、保険業、鉱業、銀行業、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の96%、対して値下がり銘柄は3%となった。

値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約41円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、テルモ<4543>、ソニーG<6758>、オリンパス<7733>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>などがつづいた。

一方、値下がり寄与トップは信越化<4063>となり1銘柄で日経平均を約3円押し下げた。同2位はエムスリー<2413>となり、第一三共<4568>がつづいた。


*15:00現在

日経平均株価  30248.81(+609.41)

値上がり銘柄数 222(寄与度+616.46)
値下がり銘柄数  3(寄与度-7.05)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 77100 1140 +41.05
<9984> ソフトバンクG 6627 178 +38.46
<4543> テルモ 5493 184 +26.50
<6758> ソニーG 13000 640 +23.05
<7733> オリンパス 2466 152.5 +21.97
<8035> 東エレク 54430 570 +20.53
<6098> リクルートHD 7135 189 +20.42
<6954> ファナック 25425 560 +20.17
<9433> KDDI 3828 85 +18.37
<4519> 中外薬 4304 169 +18.26
<7832> バンナムHD 9116 411 +14.80
<6971> 京セラ 7061 180 +12.96
<6762> TDK 12550 320 +11.52
<9766> コナミHD 7070 320 +11.52
<7203> トヨタ 10100 280 +10.08
<9613> NTTデータ 2194 56 +10.08
<6857> アドバンテ 11130 130 +9.36
<7267> ホンダ 3414 129 +9.29
<6367> ダイキン 26145 250 +9.00
<6902> デンソー 7837 230 +8.28

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4063> 信越化 20525 -95 -3.42
<2413> エムスリー 8550 -32 -2.77
<4568> 第一三共 3076 -8 -0.86《FA》

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