15日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で続落、消費セクターに売り

2021年9月15日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST 15日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で続落、消費セクターに売り
15日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比6.38ポイント(0.17%)安の3656.22ポイント(上海A株指数は0.18%安の3831.97ポイント)と小幅ながら続落した。


前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国の産業締め付けや、一部地域の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視されている。中国景気の先行き不安もくすぶる。取引時間中に公表された8月の中国経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などがそろって予想を下回った。ただ、「指標悪化は景気対策につながる」との見方もあり、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、消費関連の下げが目立つ。免税店運営の中国旅遊集団中免(601888/SH)が4.8%安、ピックアップトラック・SUV生産の長城汽車(601633/SH)が2.9%安、白酒最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.5%安、家電メーカーの海爾智家(600690/SH)が2.3%安、醤油メーカー中国大手の仏山市海天調味食品(603288/SH)が2.1%安で引けた。上述した小売売上高は、伸びが2.5%にとどまり7月実績(8.5%増)から大幅に鈍化している。


医薬品株も安い。上海復星医薬集団(600196/SH)が5.8%、人福医薬集団(600079/SH)が2.6%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.3%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が1.4%ずつ下落した。金融株、IT関連株なども売られている。


半面、石油・石炭株は高い。中国石油天然気(601857/SH)が4.9%、中石化石油工程技術服務(600871/SH)が4.2%、中国石油集団工程 (600339/SH)が4.0%、永泰能源(600157/SH)が2.8%、中国中煤能源(601898/SH)が2.4%ずつ上昇した。電力・発電設備株、半導体株、不動産株の一角も買われている。


一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.27ポイント(0.46%)高の276.96ポイント、深センB株指数が7.99ポイント(0.65%)安の1217.52ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)《FA》

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