後場の日経平均は165円安でスタート、レーザーテックやソフトバンクGが安い

2021年8月20日 13:09

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27115.87;-165.30TOPIX;1890.85;-6.34


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比165.30円安の27115.87円と午前の終値から下げ幅を若干縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=109円70銭台と朝方から円安で推移。午前の日経平均は、昨日に報じられた、トヨタ<7203>4割減産のニュースが引き続き嫌気され、続落となった。後場の日経平均は、午前の終値より若干下げ幅を縮小してスタート後は弱含みしている。みずほ銀行のシステム障害が一部を除き回復とのニュースが流れ、若干リスクセンチメントは改善したものの、前場に引き続き、自動車関連銘柄の下落が相場の上値を抑えているもようだ。また、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が1260円安、ソフトバンクG<9984>が181円安と指数に寄与度の高い銘柄の下落が相場の重しとなっているようだ。

 セクター別では、海運業、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼などが下落率上位となっており、一方、電気・ガス業、陸運業、医薬品、その他製品が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、トヨタ、日本郵船<9101>、ソフトバンクG、レーザーテック<6920>、商船三井<9104>が安く、任天堂<7974>、塩野義製薬<4507>、ソニーG<6758>、第一三共<4568>、リクルートHD<6098>が高い。《CS》

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