19日のNY市場はまちまち

2021年8月20日 06:11

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;34894.12;-66.57Nasdaq;14541.79;+15.88CME225;27250;+40(大証比)

[NY市場データ]

19日のNY市場はまちまち。ダウ平均は66.57ドル安の34894.12ドル、ナスダックは15.88ポイント高の14541.79で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が年内に緩和縮小に踏み切る可能性が強まったことが引き続き警戒され、寄り付きから下落。新型コロナウイルスのデルタ変異株流行で世界経済の回復減速への懸念も根強く、ダウは終日軟調に推移。ただ、週次失業保険申請件数がパンデミック開始以降の低水準となったため、押し目からは労働市場の回復期待を受けた買いも見られ、下値を支えた。ハイテクは底堅く推移し、ナスダック総合指数は小幅高。セクター別では、家庭・パーソナル用品が上昇した一方で、エネルギーや自動車・自動車部品が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の27250円。ADR市場の日本株はトヨタ<7203>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>、セコム<9735>、AGC<5201>が軟調。半面、任天堂<7974>、HOYA<7741>、富士フイルム<4901>が堅調など、対東証比較(1ドル109.78円換算)で高安まちまち。《FA》

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