ビジネス・ブレークスルー 1Qは2ケタ増収・損益面では黒字転換、プラットフォームサービス事業が順調に推移

2021年8月10日 18:09

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記事提供元:フィスコ


*18:09JST ビジネス・ブレークスルー---1Qは2ケタ増収・損益面では黒字転換、プラットフォームサービス事業が順調に推移
ビジネス・ブレークスルー<2464>は6日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比29.0%増の15.22億円、営業利益が同0.31億円(前年同期は0.76億円の損失)、経常利益が0.32億円(同0.75億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.07億円(同0.90億円の損失)となった。

リカレント教育事業の売上高は前年同期比9.0%増の6.67億円、セグメント損失は0.83億円(前年同期は0.32億円の損失)となった。BBT大学経営学部の2021年春期入学者数は前年同期を上回る90名(前年同期は85名)となり、専業学生の割合は34.4%(前年同期は16.5%)と増加、BBT大学大学院経営学研究科、BOND-BBT MBAプログラムの2021年春の入学者数も前年同期から引き続き過去最高水準を継続している。法人向けは、若手社員や管理職などの階層別研修ニーズ、オーダーメイドによる個人別カリキュラムへのニーズに対応することにより新規顧客数が増加している。個人向けにはBBTナイトGYMを「BBTビジネスアウトプットGYM」に刷新し、定額制サービスを強化している。

プラットフォームサービス事業の売上高は前年同期比46.6%増の8.13億円、セグメント利益は1.02億円(前年同期は0.25億円の損失)となった。アオバジャパン・バイリンガルプリスクール下目黒キャンパスを2021年4月に開校し、65名を加えて新年度を開始した。インターナショナルスクール事業は前年同期となる2020年4月~5月の間、縮小運営を余儀なくされたが、当第1四半期においては、新型コロナウイルス感染拡大への対策を行ったうえで、ほぼ通常運営でスタートしている。

2022年3月期通期については、売上高は前期比16.0%増の68.33億円、営業利益は同59.3%増の3.19億円、経常利益は同49.9%増の3.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同23.1%増の1.23億円とする期初計画を据え置いている。《EY》

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