10日の日本国債市場概況:債券先物は152円14銭で終了

2021年8月10日 17:30

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記事提供元:フィスコ


*17:30JST 10日の日本国債市場概況:債券先物は152円14銭で終了
<円債市場>
長期国債先物2021年9月限
寄付152円12銭 高値152円18銭 安値152円08銭 引け152円14銭
売買高総計20298枚

2年 427回 -0.135%
5年 148回 -0.125%
10年 363回 0.020%
20年 177回 0.400%

債券先物9月限は、152円12銭で取引を開始。前日NY市場での米長期金利の上昇を受けたほか、翌日に30年債入札を控えて売りが優勢になり、152円08銭まで下げた。その後、日経平均株価が一時下落に転じたタイミングで買われたとみられ、152円18銭まで上げた。現物債の取引では、2年債が買われ、10年債と20年債が売られ、5年債はもみ合った。

<米国債概況>
2年債は0.22%、10年債は1.31%、30年債は1.95%近辺で推移。
債券利回りはやや低下。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は-0.46%、英国債は0.58%、オーストラリア10年債は1.19%、NZ10年債は1.79%。(気配値)


[本日の主要政治・経済イベント]
・18:00 独・8月ZEW景気期待指数(予想:55.0、7月:63.3)
・21:30 米・4-6月期非農業部門労働生産性速報値(前期比年率予想:+3.2%、1-3月期:+5.4%)
・23:00 メスター米クリーブランド連銀総裁オンライン討論会開会あいさつ(インフレリスク)
・02:00 米財務省・3年債入札《KK》

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