東京為替:株高持続などを意識してドル・円は底堅く推移

2021年7月2日 12:02

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記事提供元:フィスコ


*12:02JST 東京為替:株高持続などを意識してドル・円は底堅く推移
2日午前の東京市場でドル・円は111円50銭台で底堅い動きを維持。米量的緩和策の早期縮小観測が再浮上し、リスク選好的なドル買い・円売りが観測されている。日本時間2日夜に発表される6月米雇用統計では非農業部門雇用者増加数が5月実績を上回る可能性が高いこと、失業率の低下が予想されていることも引き続きドル買い材料になっているようだ。日経平均は84円高で午前の取引を終えており、株高継続への期待は残されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円51銭から111円66銭、ユーロ・円は132円10銭から132円23銭で推移、ユーロ・ドルは1.1840ドルから1.1853ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値75.19ドル 安値74.96ドル 直近75.13ドル

【売買要因】
・米インフレ上昇は一時的との見方
・米量的緩和策の早期縮小観測
・米国のインフラ投資計画への期待《MK》

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