後場の日経平均は1円高でスタート、ソフトバンクGや中外製薬が高い

2021年6月30日 13:08

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28813.81;+1.20TOPIX;1949.65;+0.17


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比1.20円高の28813.81円と前場終値から若干上げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は値上がり目立つ。為替は1ドル=110円50銭台と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は、米国市場が小動きにとどまった流れを引き継ぎ、前日終値を挟んだ方向感の無い値動きでの推移となった。後場の日経平均は、午前の終値より若干上げ幅を縮小してスタート後は、前日終値付近の値動きで推移している。ファーストリテイリング<9983>、エーザイ<4523>、ソニーG<6758>などが大幅に下落し相場の重しとなっているが、村田製作所<6981>、ソフトバンクG<9984>、ベイカレント・コンサルティング<6532>などが上昇して相場を下支えしており、これらの銘柄の綱引きで相場が膠着状態となっているもようだ。

 セクター別では、ゴム製品、情報・通信業、金属製品、サービス業などが上昇率上位となっており、一方、空運業、海運業、小売業、医薬品が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、中外製薬<4519>、村田製作所、エムスリー<2413>、ベイカレント・コンサルティングが高く、レーザーテック<6920>、エーザイ、ソニーG、ファーストリテイリング、ルネサスエレクトロニクス<6723>が安い。《CS》

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