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ブラジル・サンパウロ、銀行アプリを狙うスマホ窃盗が増加
ブラジル・サンパウロでは本体の売却益ではなく、インストールされたバンキングアプリによる銀行口座へのアクセスを目的としたスマートフォン窃盗が増加しているそうだ(TecMundo の記事[1]、 [2]、 9to5Mac の記事、 Folha de S. Paulo の記事)。
犯行はハッカー集団により組織的に行われており、COVID-19 パンデミックが始まったころから増加している。主なターゲットはロック解除の容易な Android 端末だが、iPhone のロック解除も可能だという。路上などで被害者が使用中のロックされていないスマートフォンをひったくることもあるとのこと。
ある被害者はバンキングアプリを開くのにパスワードを入力し、取引の確認には別のパスワードを入力するので大丈夫だと思っていたが、警察の勧めに従って口座を確認したところ、盗難から30分以内に5,000レアル(約11万円)ほどが送金されていたそうだ。
そのためサンパウロ州の消費者保護当局 Procon-SP では、Apple/Motrola/Samsung の3社や、アプリを提供する銀行などに対し、スマートフォンが盗難被害にあった場合の保護機能について報告を求めている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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