グローバルインフォメーションはGC示現で上昇トレンド転換、初値奪回を目指す

2021年6月17日 15:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■業績上方修正・最高純益連続更新が手掛かり

 グローバルインフォメーション<4171>(JQS)は、16日は60円高の1909円と3営業日続伸して引け、6月2日につけた直近高値2028円を意識する動きを強めた。今年5月13日に発表した今2021年12月期業績の上方修正を見直し、純利益が連続して過去最高を更新することを手掛かりに割安株買いが増勢となった。上方修正された今12月期業績が、さらに上ぶれ、配当も増配含みと観測されていることも、フォローの材料視されている。

■純利益は期初の小幅減益予想が増益転換し連続過去最高

 同社の今12月期通期業績は、今年5月13日の今期第1四半期(2021年1月~3月期、1Q)決算開示時に早期上方修正された。期初予想より売り上げを1億3200万円、営業利益を6900万円、経常利益を8500万円、純利益を6500万円それぞれ引き上げ、売り上げ24億8200万円(前期比15.3%増)、営業利益4億2100万円(同31.6%増)、経常利益4億4800万円(同34.9%増)、純利益3億400万円(同19.3%増)と期初予想より増収増益率を伸ばし、純利益は、期初の小幅減益予想が増益転換し、前期の過去最高を連続更新する。

 同社は、欧米の調査会社や出版社から発行された市場調査レポートを仕入れて販売する独自のビジネスモデルを展開しているが、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(感染拡大)のなか逆に海外進出を予定している企業のこの市場調査リポートにニーズが高まり、国内では委託調査事業、韓国、台湾では市場調査レポート事業がいずれも計画を上回ったことが要因となった。

 なお東洋経済会社四季報は、今期1Q業績の進捗状況から今12月期業績の上ぶれを観測、純利益を3億4000万円とし、年間24円(前期は記念配当6円含め30円)としていたる今期配当についても、24円~38円と増配含みとしている。

■GC示現で上昇トレンド転換しPER16倍の修正で初値奪回を目指す

 株価は、昨年12月に1210円を公開価格に新規株式公開(IPO)され、2580円で初値をつけストップ高を交えて上場来高値3780円まで買い進まれた。その後の今年1月の調整安値1659円からは前期業績の上方修正で1873円までリバウンドしたが、今期業績の小幅増収増益・減配予想が響いてIPO人気の反動が続き上場来安値1400円まで再調整した。

 この再調整安値からは今期業績の上方修正で2028円までリバウンドし、25日移動平均線が75日線を下から上に抜くゴールデン・クロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆した。足元では、25日線で下値を確かめ出直る動きとなっているが、PERは16倍台とジャスダック市場全銘柄平均の22倍を下回って割安であり、まず6月の戻り高値2028円を上抜いて弾みをつけ初値2580円奪回を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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