インフォコムが値上がり率1位の急伸、三菱UFJモルガン・スタンレー証券による投資判断など材料視される

2021年6月1日 12:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■新たに注目を開始し投資判断を「オーバーウエイト」と伝えられる

 インフォコム<4348>(東1)は6月1日、急伸して始まった後も次第高となり、午前10時を過ぎて15%高の2919円(378円高)まで値上がりし、東証1部銘柄の値上がり率ランキング1位に躍進している。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が5月31日付で同社株式へのカバレッジを開始し、投資判断を「オーバーウエイト」とし、目標株価を6700円に設定したと伝えられ、注目された。目標株価が時価水準の2倍以上になる点には受け止め方が分かれるようだが、市場関係者へのインパクトは大きかった。

 インフォコムが4月27日に発表した2021年3月期の連結決算は大幅な増収増益となり、売上高が前期比16.6%増加し、営業利益は同31.7%増の108.12億円で最高益を大きく更新した。今期・22年3月期の連結業績予想も全体に拡大の見通しとし、営業利益は1.7%増の110億円とした。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資判断は、今期以降さらなる中期的な拡大を予測するものとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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