後場の日経平均は295円安でスタート、マネックスGやファーストリテイリングが安い

2021年5月31日 12:53

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28854.09;-295.32TOPIX;1929.46;-17.98


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前営業日比295.32円安の28854.09円と前引け値(28928.69円)から下げ幅を広げて取引を開始した。なお、ランチタイムの日経225先物は、軟調な推移だった。前場の日経平均は、下げ渋る動きも見られたものの、結局は前週回復した節目の29000円を再び割り込むこととなった。手掛かり材料に欠け、積極的な売買も引き続き想定しにくいなか、後場の日経平均は下げ幅を300円水準に広げてきている。アフターコロナ関連の他、新興市場銘柄への幕間つなぎ的な物色にとどまりそうとの指摘が市場からは聞かれている。

 売買代金上位では、公募増資の正式発表で需給懸念が先行しているルネサス<6723>を筆頭に、ファーストリテ<9983>、マネックスG<8698>、ホンダ<7267>などが下落。一方、レーザーテック<6920>、アステラス薬<4503>、アドバンテスト<6857>などが上昇。業種別では、鉄鋼、ゴム製品、不動産などがマイナス圏上位で推移。《CS》

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