日経VI:低下、株価堅調で警戒感が後退

2021年5月25日 16:00

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記事提供元:フィスコ


*16:00JST 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が後退
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-1.89pt(低下率8.13%)の21.36ptと低下した。なお、高値は22.28pt、安値は21.36pt。昨日の米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。日経225先物は取引開始後にやや伸び悩む場面があったが概ね底堅く、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、今日の日経VIは終日、昨日水準を下回って推移し、終値としては5月10日以来、約2週間ぶりに22ptを下回った。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》

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