マーチャント・バンカーズが「反社チェックサービス」を含むリスク・コンプライアンスサポートシステム事業に進出

2021年3月17日 18:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■専門のデータベース「minuku(ミヌク)」のセナード社と提携

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)が反社会的勢力チェックをはじめ、企業のリスクマネジメントやコンプライアンスをサポートするシステムの企画・販売事業を開始する。

 反社会的勢力データベース「minuku(ミヌク)」を構築・提供する株式会社セナード(東京都渋谷区)との業務提携により、取引先の信用情報のモニタリングなど、企業のリスクマネジメントやコンプライアンス対策に有益なシステムやソフトを企画・販売する事業を開始する。3月15日に発表した。具体的な開始日時は未定。

■会社に関係する個人の安全財産、企業利益を守り社会的責任を果す

 (株)セナードは、民間企業としては最大級の反社会的勢力データベース「minuku(ミヌク)」を構築している。データベースには全て属性要件/行為要件の定義付けされており、反社会的勢力の定義を社内で統一することで、専門部署がなく知識がない方でも容易に判別が可能となっている。常に深い情報や新しい情報を追いかけ続け、リアルタイムに1200以上のWEBサイトやメディア、新聞情報をスクロールし、情報のアップデートを行っている。

 この反社会的勢力データベース「minuku(ミヌク)」を使い、法人及び事業者であれば、どなたでも「反社チェックサービス」を利用できる。「反社チェックサービス」とは、従業員や取引先企業の反社会的勢力及び特定の犯罪への関与、不祥事の疑いを検索するためのシステム。会社に関係する個人の安全や財産、企業の利益を守り、社会的責任やコンプライアンスといった法や社会的な要請に応えるために使用される。

 WEBでのリアルタイム検索では、検索結果の印刷やPDFでの書き出し等が可能になっている。同様に既存の取引先等をCSVデータやExcelデータより、一括検索できるサービスも提供している。また、APIを用いて、CRMや社内システム等と連携することも可能となっている。

 マーチャント・バンカーズでは、株式会社セナードと業務提携し、同社の反社会的勢力チェックシステムの販売を開始するとともに、同社と協業し、取引先の信用情報のモニタリングなど、企業のリスクマネジメントやコンプライアンス対策に有益なシステムやソフトを企画・販売する事業を開始する。

 当社がグループとして取り組む、暗号資産を活用した不動産や医療の決済システムや暗号資産取引、ブロックチェーン技術にかかわる防犯(システム面、セキュリティ面)に関する業務提携も、今後、進めていく。

<業務提携の内容等>  当社は、株式会社セナードとの業務提携により、反社会的勢力チェックシステム販売等に関して、以下の業務に取り組んでいく。  (1)株式会社セナードが構築する反社会的勢力チェックシステムを、金融機関や不動産会社はじめ、当社の取引先に販売する。  (2)ハッキングやサイバー攻撃などに対するセキュリティ対策や、取引先の信用情報のモニタリングなど、企業のリスクマネジメントやコンプライアンス対策にかかるシステムやソフトを企画し、株式会社セナードで開発し、当社で販売する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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