クリーク・アンド・リバー社は「きんでん」との取り組み第3弾「VR教育ツール ナイフの使い方 切創災害コンテンツ」を共同開発

2021年3月15日 14:22

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

クリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>(東1)は、総合設備工事のリーディングカンパニーである「きんでん」と共同で、ナイフ使用時の危険性や誤った使い方による災害リスクをVR(仮想現実)空間内で体験できる「VR教育ツール ナイフの使い方 切創災害コンテンツ」を開発した。

クリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>(東1)は、総合設備工事のリーディングカンパニーである「きんでん」と共同で、ナイフ使用時の危険性や誤った使い方による災害リスクをVR(仮想現実)空間内で体験できる「VR教育ツール ナイフの使い方 切創災害コンテンツ」を開発した。[写真拡大]

■素手でVR空間にあるものを操作

 クリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>(東1)は、総合設備工事のリーディングカンパニーである きんでん<1944>(東1)と共同で、ナイフ使用時の危険性や誤った使い方による災害リスクをVR(仮想現実)空間内で体験できる「VR教育ツール ナイフの使い方 切創災害コンテンツ」を開発した。同コンテンツは、「VR電力量計アーク災害体感教育ツール」「VR高所作業車逸走災害体感教育ツール」に続く、3つ目のコンテンツとなり、C&R社がVRアプリケーションシステムを開発し、きんでんが教育シナリオの構築・監修を担当している。

 同コンテンツは、きんでん社内の労働災害の防止と高品質な工事施工の実施を目的に開発した。コントローラーが必要だった従来のコンテンツとは異なり、素手でVR空間にあるものを操作できるハンドトラッキング機能(ジェスチャーコントロール機能)を用いており、VRゴーグルを被りながら自身の手先を動かすことにより、VR空間内で手先の細やかな動きを再現することができる。正しいナイフの角度でのみ電線が剥ける設計となっており、ナイフが手に当たると切創災害が発生する。実際のダミーナイフと電線を持ちながら体験することも可能。

■「VR教育ツール ナイフの使い方 切創災害コンテンツ」

 【開発の背景】 きんでん(URL: https://www.kinden.co.jp/)は一昨年より、経験の浅い施工系社員の危険感受性を向上させることを目的として、受講者が容易に利用可能な可搬型のVR技術を用いた教育ツールの開発をC&R社と行っており、これまでのVR教育ツールにおける教育効果を確認できたことから、第3弾のコンテンツについて検討してきた。その結果、特に若年層において災害が多く発生している、ナイフの使い方と切創災害を取り上げることにした。ナイフ使用時の危険性や誤った使い方による災害リスクを体感し、危険感受性を高めるための有効なツールの一つとして安全教育での活用が期待できる。

【本教育ツールの特徴】 ・素手でVR空間にあるものを操作できるハンドトラッキング機能を使用 ・VR空間内で自身が手先を動かすことにより、手先の細やかな動きが再現可能 ・利き腕ならびにナイフの持ち方が選択可能 ・機器の設置・設定作業が容易 ・運搬が容易 ・新規コンテンツの追加が容易

【本教育ツールのハードウェア仕様】 VRゴーグル Oculus Quest ・ディスプレイ 縦1440×横1600ドット、有機ELディスプレイ ・メモリ容量 64GB ・トラッキング 6DoF ・本体重量 571g ・利用者が見ている映像をディスプレイなどで映すことが可能(ミラーリング機能)  ※Oculus Quest2でも動作確認済 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
エフティグループは調整一巡、20年3月期営業増益予想で3Q累計順調(2020/02/18)
【特集】約1カ月ぶりに再開されるIPOの類似関連銘柄に注目(2020/01/27)
【特集】意外な業績好調銘柄とコロナウイルス関連に上乗せの花粉症関連銘柄をマーク(2020/01/27)
【CSR(企業の社会的責任)関連銘柄特集】イワキのCSRは「小さな社会貢献活動」として地道に継続(2020/02/04)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事