日経平均VIは小幅に上昇、落ち着いた株価推移で市場心理の変化は限定的

2021年3月15日 13:48

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記事提供元:フィスコ


*13:48JST 日経平均VIは小幅に上昇、落ち着いた株価推移で市場心理の変化は限定的
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時45分現在、前日比+0.27pt(上昇率1.23%)の22.28ptと上昇している。なお、今日ここまでの高値は22.56pt、安値は21.78pt。

先週末のダウ平均が6日続伸し、上昇幅は6日間で1800ドルを超えた。また、日経平均も先週末までの4日続伸で1000円近く上昇しており、市場では急ピッチな株価上昇を警戒するムードもあった。しかし、今日の東京株式市場で、日経225先物が比較的落ち着いた動きとなり、市場心理の変化は限定的で、今日の日経VIは概ね先週末水準近辺で小幅な動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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