概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、アジア市場がさえない値動きを示していた

2021年3月8日 09:37

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記事提供元:フィスコ


*09:37JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、アジア市場がさえない値動きを示していた
【ブラジル】ボベスパ指数 115202.23 +2.23%
5日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2512.05ポイント高(+2.23%)の115202.23で取引を終了した。112503.9から115503.6まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の大幅上昇も資源セクターの物色手掛かり。ほかに、2月の米雇用統計が予想を上回る改善を示したことや中国の景気対策の発表などが輸出の拡大期待を高めた。

【ロシア】MICEX指数 3414.13 +0.49%
5日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比16.57ポイント高(+0.49%)の3414.13で取引を終了した。3367.33から3432.98まで上昇した。

売りが先行した後は買い戻され、その後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の大幅上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、米株が高く寄り付いたこともロシア市場の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。欧州市場の下落などが足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 50405.32 -0.87%
5日のインドSENSEX指数は続落。前日比440.76ポイント安(-0.87%)の50405.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同142.65ポイント安(-0.95%)の14938.10で取引を終えた。

おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。前日の米株安に加え、本日のアジア市場がさえない値動きを示していたことを受け、インド株にも売りが広がった。また、米金利上昇に伴うインドなど新興国からの資金流出懸念も高まった。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。

【中国本土】上海総合指数 3501.99 -0.04%
5日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.50ポイント安(-0.04%)の3501.99ポイントと続落した。

商品市況安が嫌気される流れ。この日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、非鉄や鉄筋など主要な産品が安く推移している。4日のロンドン金属取引所(LME)でも、アルミや銅など主要産品の先物が全面安に沈んだ。中国の関連銘柄にも売りが波及している。もっとも、下値は限定的。中国の経済政策に対する期待感が徐々に高まり、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開幕し、李克強・首相は冒頭の「政府活動報告」で、2021年の国内総生産(GDP)成長率目標を「6%以上」とする方針を表明。新型コロナウイルス流行前の水準回復を目指すとした。政府活動報告では、内需や投資の拡大、減税など各種政策が示されている。《CS》

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