【株式市場】「自粛」が逆風の銘柄も高く日経平均は後場も上げ幅200円台を保ち大幅に反発

2021年2月25日 16:08

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万8756円86銭(233円60銭高)、TOPIXは1860.84ポイント(11.06ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億4447万株

 1月21日(木)後場の東京株式市場は、外出自粛などが逆風になる三越伊勢丹HD<3099>(東1)やJR東日本<9020>(東1)が一段強含んで始まり、日経平均も13時にかけて282円高(2万8806円)まで再び上向いた。その後は、日銀の金融政策決定会合(20~21日)の結果に新味がないとされ、日本製鉄<5401>(東1)が軟調に転換。日経平均はややダレながらもみ合ったが、大引けも値を保ち大幅に反発した。

 後場は、新型コロナ病床増設の動きなどで日本光電<6849>(東1)が反発幅を広げ、住友林業<1911>(東1)は森林を保有するため温暖化ガス取引で有利とされて一段ジリ高。BASE<4477>(東マ)はネットショップ作成サービス好調との見方で再び急伸。MHグループ<9439>(JQS)は引き続きエネチェンジ<4169>(東マ)との提携が材料視されて活況高。

 東証1部の出来高概算は11億4447万株(前引けは6億61万株)、売買代金は2兆4955億円(同1兆2859億円)。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1298(前引けは1301)銘柄、値下がり銘柄数は785(同773)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位は、最ビス、情報/通信、金属製品、石油/石炭、建設、精密機器、機械、小売り、卸売り、化学、輸送用機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
エフティグループは調整一巡、20年3月期営業増益予想で3Q累計順調(2020/02/18)
【特集】約1カ月ぶりに再開されるIPOの類似関連銘柄に注目(2020/01/27)
【特集】意外な業績好調銘柄とコロナウイルス関連に上乗せの花粉症関連銘柄をマーク(2020/01/27)
【CSR(企業の社会的責任)関連銘柄特集】イワキのCSRは「小さな社会貢献活動」として地道に継続(2020/02/04)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事