経産省がテレビ受像機の省エネ基準を見直しへ 約32%の改善を求める

2021年2月25日 08:37

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記事提供元:スラド

経済産業省は2月16日、テレビ受像機のエネルギー消費性能の向上の基準となる新しい省エネ基準に関する報告書を取りまとめた(経済産業省 資源エネルギー庁テレビジョン受信機判断基準ワーキンググループ取りまとめ(概要) [PDF]テレビジョン受信機判断基準ワーキンググループ取りまとめ[PDF]AV Watch)。

この報告書の中では、省エネ基準から現在出荷のないブラウン管とプラズマテレビを対象から除外、新たに有機ELテレビを対象に加えるとしている。現在の省エネ基準である年間消費電力量162.5kWh/年から、新たな目標として2026年度までに年間消費電力量を109.8kWh/年にする。これは現在の年間消費電力量から約32%の改善になるそうだ。ただし、搭載されるチューナーの数によって一定の特例条件なども設定されている模様。 スラドのコメントを読む | テレビ

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