後場の日経平均は480円高でスタート、任天堂や三井住友が高い

2021年2月16日 13:04

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;30564.84;+480.69TOPIX;1971.46;+17.52

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比480.69円高の30564.84円と前場終値からほぼ横ばいで取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横這いで推移。アジア市場はほぼ全面高。為替は1ドル=105円50銭台と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、欧州市場が堅調に推移したことや、日米の追加経済対策への期待感から上げ幅を拡大し、昨年来高値を更新した。後場の日経平均は、ソニー<6758>や三菱UFJ<8306>など時価総額上位の大企業が大幅上昇していることや、指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>やファーストリテイリング<9983>が3%を超えて上昇していることが相場をけん引しているようだ。日経平均が3万円台を大きく超えたことで、オプション絡みの先物買いへの思惑が強まり、一段と買いを集めているもようだ。

 セクター別では、銀行、海運業、鉱業、その他製品などが上昇率上位となっており、一方、金属製品、水産・農林業、輸送用機器、ガラス・土石製品が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、ソフトバンクG、ファーストリテイリング、三井住友<8316>、東京エレクトロン<8035>が高く、トヨタ<7203>、キーエンス<6861>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ファーマフーズ<2929>、日産自動車<7201>が安い。《CS》

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