大阪金概況:上昇、上値の重いドル相場に加え株価急変動への警戒ムードも反映

2021年2月15日 16:05

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記事提供元:フィスコ


*16:05JST 大阪金概況:上昇、上値の重いドル相場に加え株価急変動への警戒ムードも反映
大阪取引所金標準先物 21年12月限・日中取引終値:6172円(前日日中取引終値↑19円)

・推移レンジ:高値6180円-安値6158円

15日の大阪取引所金標準先物(期先:21年12月限)は上昇した。ドルの総合的な価値を示すドルインデックスの上値が重く、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいやすかった。一方、今日は日経平均が約30年6か月ぶりに30000円台を回復し、本来は安全資産とされる金には資金が向かいにくい状況だが、このところの株価の上げピッチが速いことから、将来の株価急変動が警戒された。こうした市場のムードも金価格の下支え要因となり、今日の金先物は堅調に推移した。《FA》

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