飯野海運 2021年3月期通期連結業績予想修正(上方修正)と1株当たり期末配当予想修正(増配)を発表

2021年2月12日 14:09

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記事提供元:フィスコ


*14:09JST 飯野海運---2021年3月期通期連結業績予想修正(上方修正)と1株当たり期末配当予想修正(増配)を発表
飯野海運<9119>は10日、2020年11月9日に発表した2021年3月期通期連結業績予想の修正と、1株当たり期末配当予想を修正することを発表。

修正後の通期連結業績予想は、売上高は880.0億円(前回予想3.5%増)、営業利益は67.0億円(同31.4%増)、経常利益は64.0億円(同30.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益61.0億円(同29.8%増)である。

今回予想における為替レートは、103円/US$(前回予想105円/US$)である。船舶燃料油価格は、C重油380cStがUS$340/MT(前回予想US$280/MT)、適合燃料油がUS$420/MT(同US$360/MT)である。

大型ガス船市況が高騰したことや、ケミカルタンカー市況が予想していた水準までは下落しなかったこと等により業績の改善を見込んでいる。

また、同社は今期から配当額と利益成長との連動性を高めるため、通期業績に対して配当性向30%を基準とした配当の継続を新たな基本方針としている。業績の改善見込みと新たな基本方針に基づき、期末の配当予想を修正(増配)した。
修正後の1株当たりの期末配当予想は、前回予想より1株当たり4.00円増の11.00円。中間配当と合わせた年間配当金額は17.00円となる予定。《YM》

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