東京為替:ドル・円は伸び悩み、ドル売りが重石に

2021年2月8日 17:07

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記事提供元:フィスコ


*17:07JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、ドル売りが重石に

8日の東京市場でドル・円は伸び悩み。日経平均株価の大幅高を背景に、仲値にかけて買いが強まり105円35銭から105円55銭まで値を上げた。ユーロ・ドルの失速も、ドル買いの支援材料に。ただ、ドルにはリスクオンの売りも観測され、対円でも上げ渋った。

・ユーロ・円は126円82銭から127円07銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.2054ドルから1.2030ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円105円40-50銭、ユーロ・円127円00-10銭
・日経平均株価:始値28,831.58円、高値29,400.56円、安値28,817.60円、終値29,388.50円(前日比609.31円高)

【経済指標】
・日・12月経常収支:+1兆1656億円(予想:+1兆1054億円、11月:+1兆8784億円)
・日・1月景気ウォッチャー調査・現状判断:31.2(予想:30.0、12月:34.3←35.5)
・スイス・1月失業率:3.7%(予想:3.7%、12月:3.5%)
・独・12月鉱工業生産:前月比0.0%(予想:+0.1%、11月:+1.5%←+0.9%)

【要人発言】
・フィッチ
「日本の格付けを『A』で確認、見通しはネガティブ」
「日本格付けのネガティブ見通し、コロナで下振れリスク継続を考慮」
「日本経済は2021年4-6月期からの安定成長の再開を予想」《TY》

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