【株式市場】日経平均は1990年8月以来の2万9000円台、一時600円高

2021年2月8日 13:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万9378円18銭(598円99銭高)、TOPIXは1923.49ポイント(32.54ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億713万株

 2月8日(月)前場の東京株式市場は、日経平均が取引開始後まもなく急伸商状となり、9時20分過ぎに上げ幅400円を超えて1990年8月以来の2万9000円台に乗り、9時40分前には500円高。その後618円38銭高(2万9397円57銭)まで一段高となった。新型コロナワクチン接種が中旬にも開始の見込みと伝えられ、NY株はS&P500、NASDAQが連日最高値を更新したため買い安心感が広がった。

 神戸鋼<5406>(東1)が14%高など、鉄鋼株が業績予想の増額修正やワクチン接種開始後の景気回復への期待などで活況高。リミックスポイント<3825>(東2)はビットコインの4万ドル乗せなどが材料視され急伸。JIG-SAW<3914>(東マ)は12月決算が材料視されて一段高。綜研化学<4972>(JQS)は第3四半期決算が材料視されストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億713万株、売買代金は1兆6988億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1651銘柄、値下がり銘柄数は458銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、鉄鋼、鉱業、海運、繊維製品、石油/石炭、陸運、不動産、保険、建設、情報/通信、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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