【株式市場】JR各株など上げコロナ収束後を買う動きも強く日経平均は大幅続伸

2021年2月3日 18:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万8646円50銭(284円33銭高)、TOPIXは1871.09ポイント(24.07ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億7438万株

 2月3日(水)後場の東京株式市場は、この日に四半期決算発表を控えたソニー<6758>(東1)や住友電工<5802>(東1)が一段とジリ高になり、JR東海<9022>(東1)などのJR各社もジリ高となった。鉄鋼、海運は米国の追加経済対策への期待とされて中盤から一段高。日経平均もジリ高傾向を続け、大引けにかけて前場の高値に迫り大幅続伸となった。

 後場は、2日に四半期決算を発表した三井住友FG<8316>(東1)が一段と強含むなど大手銀が上げ、コロナ収束後を買う動きが波及とされて三井不動産<8801>(東1)などの不動産株も一段高。JFEコンテイナー<5907>(東2)は燃料電池用水素貯蔵器などが材料視されて出直り幅を広げ、ミクリード<7687>(東マ)はコロナ禍の飲食店に有利なサービスを展開し出直り拡大。セルシード<7776>(JQS)は世界的な総合科学サービス企業のネットワーク活用する細胞培養器材の普及戦略が注目され後場一段高。

 東証1部の出来高概算は13億7438万株(前引けは6億9732万株)、売買代金は2兆7863億円(同1兆3547億円)。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1593(前引けは1543)銘柄、値下がり銘柄数は522(同546)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは30業種)が値上がりし、パルプ/紙を除いてすべて高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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