後場の日経平均は285円高でスタート、エムスリーや日本電産が高い

2021年2月1日 12:56

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27948.54;+285.15TOPIX;1825.86;+17.08

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前営業日比285.15円高の27948.54円と前引け値(27905.26円)から上げ幅を広げて取引を開始した。ランチバスケットは差し引き40億円の売り越しとの観測。また、ランチタイムの日経225先物はきょうの高値圏での推移。アジア株も概ね堅調な他、ダウ平均先物もプラス転換したことも安心感に繋がっており、日経平均は後場も上げ幅を拡大。マザーズ指数及びジャスダック平均も追随し、堅調な推移が後場も継続している。とはいえ、ピークを迎えている20年10-12月期決算の内容を見極めたいとの向きが多く、徐々にこう着感が意識されるとの声も。なお、今日はローム<6963>、京セラ<6971>、任天堂<7974>などが20年4-12月期決算を発表する予定。

 売買代金上位では、NEC<6701>やZOZO<3092>の上げが目立つ他、ソフトバンクG<9984>、任天堂、エムスリー<2413>、日本電産<6594>なども引き続き上昇。一方、村田製作所<6981>、TDK<6762>などが下落。業種別では、ガラス土石、非鉄金属、倉庫運輸が上昇率上位で推移している。《CS》

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