1月15日のNY為替概況

2021年1月16日 05:24

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記事提供元:フィスコ


*05:24JST 1月15日のNY為替概況
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は103円64銭まで下落後、103円90銭まで上昇して引けた。

米12月小売売上高が3カ月連続のマイナスに落ち込み12月生産者物価指数(PPI)も予想を下回ったため、一時ドル売りが強まったのち、バイデン次期大統領が提示した1.9兆ドルの追加経済対策への期待を受けたドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは1.2133ドルから1.2077ドルまで下落して引けた。ドイツやフランスの新型コロナウイルス感染拡大に伴う規制の厳格化に加え、イタリアやオランダの政局不安がユーロ売りに拍車をかけた。

ユーロ・円は125円80銭から125円41銭まで下落。

  
ポンド・ドルは1.3634ドルから1.3572ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.8870フランから0.8912フランまで上昇した。

  


[経済指標]・米・12月小売売上高:前月比‐0.7%(予想:0.0%、11月:-1.4%←-1.1%)・米・12月小売売上高(自動車除く):前月比−1.4%(予想:-0.2%、11月:−1.3%←-0.9%)・米・12月生産者物価指数(PPI):前月比+0.3%(予想:+0.4%、11月:+0.1%)・米・12月生産者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、11月:+0.1%)・米・12月生産者物価指数:前年比+0.8%(予想:+0.8%、11月:+0.8%)・米・12月生産者物価コア指数:前年比+1.2%(予想:+1.3%、11月:+1.4%)・米・1月NY連銀製造業景気指数:+3.5(予想:6.0、12月:4.9)・米・12月設備稼働率:74.5%(予想:73.6%、11月:73.4%←73.3%)・米・12月鉱工業生産:前月比+1.6%(予想:+0.5%、11月:+0.5%←+0.4%)・米・11月企業在庫:前月比+0.5%(予想:+0.5%、10月:+0.8%←+0.7%)・米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:79.2(予想:79.5、12月:80.7)・米・1月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:3.0%(12月:2.5%)・米・1月ミシガン大学5−10年期待インフレ率速報値:2.7%(12月:2.5%)《KY》

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