1月8日のNY為替概況

2021年1月9日 05:28

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記事提供元:フィスコ


*05:28JST 1月8日のNY為替概況
 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は103円60銭まで下落後、104円07銭まで上昇し引けた。

米12月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想外に4月来のマイナスに落ち込んだため一時利回り低下に伴いドル売りが強まったが、クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長が経済に楽観的見通しを示し、資産購入ペースを現行に維持する方針で追加緩和を示唆しなかったため債券利回りが再び上昇に転じドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは1.2285ドルまで上昇後、1.2193ドルまで下落して引けた。

ユーロ・円は127円37銭まで上昇後、126円82銭まで反落。

  
ポンド・ドルは1.3636ドルまで上昇後、1.3543ドルまで反落した。

ドル・スイスは0.8822フランまで下落後、0.8877フランまで上昇した。

[経済指標]・米・12月非農業部門雇用者数:‐14万人(予想:+5万人、11月:+33.6万人←+24.5万人)・米・12月失業率:6.7%(予想:6.8%、11月:6.7%)・米・12月平均時給:前年比+5.1%(予想:4.5%、11月:4.4%)・米・11月卸売在庫改定値:前月比0%(予想:-0.1%、速報値:-0.1%)・米・11月卸売売上高:前月比+0.2%(10月+1.7%←+1.8%)・米・11月消費者信用残高:+152.74億ドル(予想:+90.00億ドル、10月:+45.35億ドル←+72.28億ドル)《KY》

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