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【株式市場】日経平均は後場一段と上げ幅を広げ1990年以来の2万7500円を回復
◆日経平均は2万7568円15銭(714円12銭高)、TOPIXは1819.18ポイント(31.14ポイント高)、出来高概算(東証1部)は後場幾分増え10億2087万株少なく4億7174万株
12月29日(火)後場の東京株式市場は、日本航空<9201>(東1)が年末年始の減便発表で懸念出尽くしとされて一段ジリ高となり、コロナ懸念は限定的の様子。13時頃からは日経平均に高寄与度のファナック<6954>(東1)やソフトバンクG<9984>(東1)などが一段と上げ、平均株価を上げたがっている雰囲気とされ、日経平均は14時半を過ぎて748円49銭高(2万7602円52銭)まで上げた。終値での2万7500円台は1990年8月以来30年ぶりとなった。
後場は、NYダウ先物が一段高とされて北米事業の割合の高いSUBARU<7270>(東1)やキッコーマン<2801>(東1)が一段高。ふるさと納税品のチェックは年末年始が好機とされアイモバイル<6535>(東1)も一段高。コメ兵HD<2780>(東2)は月次売上高が下期に入り回復顕著とされて一段高の出直り拡大。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は世界的なバーチャルYouTuberとされる『キズナアイ』の動画を洗練させるソフトが注目されて一段高。オプトエレ<6664>(JQS)は今期黒字見通しで一時3日連続ストップ高。
29日新規上場となったオンデック<7360>(東マ)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限になる3565円(公開価格1550円の2.3倍)で買い気配。
東証1部の出来高概算は後場幾分増え10億2087万株(前引けは4億7174万株)、売買代金は2兆2042億円(同1兆25億円)。1部上場2187銘柄のうち、値上がり銘柄数は1814(前引けは1494)銘柄、値下がり銘柄数は316(同595)銘柄。
また、東証33業種別指数は31業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、サービス、陸運、医薬品、情報通信、建設、不動産、電気機器、機械、海運、化学、小売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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