東京為替:1ドル104円30銭台、日経平均・ソフトバンクGが下支え、中国が豪州ワインに相殺措置

2020年12月10日 12:00

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記事提供元:フィスコ


*12:00JST 東京為替:1ドル104円30銭台、日経平均・ソフトバンクGが下支え、中国が豪州ワインに相殺措置
午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=104円30銭台で推移。中国商務省は、11日より豪州産ワインに補助金相殺措置を行うと発表した。対象になっているワイン業者は中国の税関に保証金を納めることが求められる。中国は食品や木材などでも輸入の一時差し止めを行っており、貿易摩擦が一段と高まることが予想される。

一方、東京株式市場は日経平均が88円安と若干下げ幅を縮小して午前の取引を終了した。ソフトバンク傘下のファンドがIPOした米ドアダッシュが好調なスタートになったことで、ソフトバンクG<9984>が大幅上昇となり相場を下支えしている。しかし、全体の値動きが重いことで、全般的には売り優勢で推移しているようだ。《FA》

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