北の達人 Research Memo(8):21年2月期は減益予想に伴い配当も減少する見通し

2020年12月4日 15:18

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記事提供元:フィスコ


*15:18JST 北の達人 Research Memo(8):21年2月期は減益予想に伴い配当も減少する見通し
■株主還元

北の達人コーポレーション<2930>は、経営基盤の強化に向けた内部留保の充実を図りながら、会社業績の動向に応じて株主への利益還元に取り組んでいくことを基本方針としている。

2021年2月期については、減益予想となっていることから、配当についても前期比1.30円減の1株当たり3.00円(中間1.80円、期末1.20円)を予定している(配当性向は30.7%)。もちろん、業績の推移次第では配当予想の修正の可能性は十分考えられるため、今後の動向に注意が必要である。同社は、配当性向30%以上を目途とした安定的な配当を目指しているが、中長期な視点で見れば利益成長に伴う増配の余地は大きい。

株主優待制度についても充実を図っている。2021年2月期の株主優待品については、2021年2月末現在の株主名簿に記載された「1単元(100株)以上保有のすべての株主に、便通を改善する機能性表示食品『カイテキオリゴ』(定価3,065円/税込)を年1回贈呈」する内容となっている(毎期検討し、今後も変更する可能性あり)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)《ST》

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