インテージホールディングスは21年6月期新型コロナ影響だが後半回復期待

2020年11月9日 08:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  インテージホールディングス<4326>(東1)は11月6日の取引時間終了後に21年6月期第1四半期の連結業績を発表した。新型コロナウイルスの影響で実質大幅減収減益(決算期変更で前期第1四半期の期間が異なるため前年同一期間との比較)だった。ただし期初時点で第4四半期からの回復を見込んでいる。後半の回復を期待したい。株価は年初来高値圏だ。目先的には第1四半期業績を嫌気して売り優勢となる可能性もあるが、通期予想を織り込み済みであり、下値は限定的だろう。

■21年6月期1Qは実質大幅減収減益、4Qからの回復見込む

 21年6月期第1四半期(20年7月~9月)の連結業績は売上高が127億14百万円、営業利益が2億66百万円、経常利益が5億28百万円、純利益が6億05百万円だった。

 決算期変更で前期の第1四半期が4月~6月のため、前年同一期間(7月~9月)との比較で見ると売上高は8.6%減収、営業利益は75.1%減益だった。オフライン調査の中止・縮小・延期、MR活動自粛によるCRO売上の減少、新規営業活動の制約など新型コロナウイルスの影響を受けた。マーケティング支援の消費財・サービスは9.7%減収、マーケティング支援のヘルスケアは3.0%減収、ビジネスインテリジェンスは9.3%減収だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて売上高が560億円、営業利益が26億円、経常利益が29億円、純利益が22億円としている。第1四半期の進捗率は低水準の形だが、期初時点の想定として、第3四半期(1月~3月)まではオフライン調査など直接の人的接触を伴う業務の縮小、顧客の業績悪化に伴う予算削減など新型コロナウイルスの影響を想定し、第4四半期(4月~6月)に19年4~6月期並みに回復すると見込んでいる。後半の回復を期待したい。

■株価の下値は限定的

 株価は順調に水準を切り上げて年初来高値圏だ。目先的には第1四半期業績を嫌気して売り優勢となる可能性もあるが、通期予想を織り込み済みであり、下値は限定的だろう。11月6日の終値は1000円、時価総額は約404億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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