マザーズ先物見通し:続伸、デジタル通貨、医療システム関連が下支え(訂正)

2020年11月5日 08:09

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記事提供元:フィスコ


*08:09JST マザーズ先物見通し:続伸、デジタル通貨、医療システム関連が下支え(訂正)
下記のとおり修正します。
(誤)医療費試算
(正)医療費審査

本日のマザーズ先物は続伸が予想される。4日の米国市場は、大統領選の行方は不明だが、共和党が上院過半数を維持する可能性が強まったため、最終的にバイデン氏が勝利した場合でも民主党が提示している増税や規制強化は大きく進展しないとの期待が強まり、寄り付き後から大きく上昇した。FOMCの開催を受け、FRBが当面、大規模緩和を維持するとの思惑やマコーネル上院院内総務が追加経済策を年内に取り組む姿勢を示したことも支援し終日堅調推移となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは続伸。本日のマザーズ先物は米国市場が上昇したことや、ナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。国民の日銀口座保有案など中銀デジタル通貨(CBDC)の課題が本日の日本経済新聞で報じられている。このことから、CBDC関連として時価総額上位のマネーフォワード<3994>、ギフティ<4449>などが相場を下支えすることが期待される。また、医療費審査のシステムの全国統一の記事が日本経済新聞に掲載されており、JMDC<4483>など医療システム関連も注目されることが予想される。本日の上値のメドは1250.0pt、下値のメドは1130.0ptとする。《FA》

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