NECキャピ Research Memo(4):NECとの戦略的なパートナーシップで連携

2020年10月21日 15:04

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記事提供元:フィスコ


*15:04JST NECキャピ Research Memo(4):NECとの戦略的なパートナーシップで連携
■強み

NEC製品の販売金融機能を担う目的で設立されNECと連携しながら成長してきた経緯から、NECとの戦略的なパートナーシップにある。NECキャピタルソリューション<8793>の顧客基盤の半数以上は官公庁・自治体にあるが、これもNECと共に成長してきた経緯からであり、同社の特徴のひとつとなっている。リース契約実行高の8割程度(2020年3月期実績:機種別契約実行高)をICT機器が占めているように、ICTに関する豊富な知見を有している。そのため、ICT機器のリースにとどまらず、ICT機器の調達・導入、運用管理まで含めた幅広いノウハウを活かしたサービスを展開できる。技術革新の速いICT機器は、他の設備に比べ最新機種への更新頻度が高くなっているため、ライフサイクルマネジメントに対応したサービスを提供している。その他、ICT機器のキッティング(パソコンなどの導入時に実施するセットアップ作業)やリース満了品のICT関連機器を販売するCRTSを傘下に持ち、ICT製品に関する周辺事業をワンストップで対応している(前述の「PITマネージドサービス」)。

また、幅広い金融ソリューションを展開していることも、同社の強みのひとつである。メーカー・販売会社が顧客の支払い方法等を含めた形で製品販売を行う手法であるベンダーファイナンス等、メーカー・販売会社の立場に立ったファイナンスプログラムの提供等を行っている。その他、金融サービス会社としてサービスメニューを増強しており、企業向け融資、債権流動化に加えファンド組成やエクイティ出資まで幅広い金融ソリューションを提供する。投融資とアドバイザリーのプロフェッショナルであるリサ・パートナーズは、資金面で支援する「投融資」と、金融・不動産等の専門的見地から助言する「アドバイザリー」の両面からソリューションを提供している。地域金融機関とのネットワークを有するリサ・パートナーズと官公庁・自治体や事業法人を主力とする同社とは異なる顧客基盤を有することから、事業領域の拡大による成長が見込まれると弊社では考えている。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)《NB》

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