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イボキンは底放れ、20年12月期大幅営業・経常増益予想
イボキン<5699>(JQ)は資源循環型社会形成のための総合リサイクル事業を展開している。20年12月期大幅営業・経常増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は8月の安値圏から反発して底放れの形となった。戻りを試す展開を期待したい。
■総合リサイクル事業を展開
建築構造物やプラント等の解体事業、産業廃棄物収集運搬・中間処理・再生資源販売の環境事業、金属系再生資源販売の金属事業を中心に、資源循環型社会形成のための総合リサイクル事業を展開している。
地域的には近畿および中国エリアを中心に展開し、アライアンスネットワークも活用して全国展開を目指している。10月10日には北関東および東北地域における営業活動を強化するため福島支店を開設した。
■20年12月期大幅営業・経常増益予想
20年12月期の連結業績予想は、売上高が19年12月期比0.1%減の62億46百万円、営業利益が32.8%増の4億04百万円、経常利益が16.3%増の4億08百万円、純利益が4.5%減の2億68百万円としている。
第2四半期累計は前年同期比21.0%減収、19.8%営業減益、1.1%経常増益だった。解体事業が大型案件の寄与で増益だったが、環境事業が資源相場下落の影響、金属事業が非鉄スクラップ価格下落の影響を受け、全体として営業損益が悪化した。
第2四半期累計の進捗率は売上高40.5%、営業利益47.3%だった。年末を含む第4四半期の構成比が高い季節特性を考慮すれば概ね順調だろう。通期ベースで収益拡大を期待したい。
■株価は底放れの動き
株価は8月の安値圏から反発して底放れの形となった。戻りを試す展開を期待したい。10月12日の終値は1879円、時価総額は約32億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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