NY為替:追加経済対策の合意時期を巡ってドル売り強まる

2020年10月10日 07:39

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記事提供元:フィスコ


*07:39JST NY為替:追加経済対策の合意時期を巡ってドル売り強まる
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円95銭まで上昇後、105円58銭まで下落し、105円63銭で引けた。トランプ大統領が大規模な包括的追加経済対策の支持を示したため、合意成立への期待感が高まり、一時ドル買いが優勢となった。しかしながら、共和党上院のマコネル院内総務が選挙前の合意は困難との考えを示したことから、期待感は低下し、ドル売りが再燃した。

ユーロ・ドルは1.1793ドルから1.1831ドルまで上昇して1.1828ドルで引けた。ユーロ・円は125円09銭まで上昇後、124円78銭まで下落。ポンド・ドルは1.2932ドルから1.3050ドルまで上昇。英国政府が新雇用支援策を発表したため、景気見通しが改善し、ポンド買いに繋がった。ドル・スイスは0.9136フランから0.9093フランまで下落した。《MK》

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