新興市場銘柄ダイジェスト:スマレジは急騰、ダイケンがストップ高

2020年10月6日 15:28

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記事提供元:フィスコ


*15:28JST 新興市場銘柄ダイジェスト:スマレジは急騰、ダイケンがストップ高
<1407> ウエストHD 2864 +90
大幅続伸。20年8月期の営業利益を従来予想の67.40億円から71.81億円(前期実績58.64億円)に上方修正している。再生可能エネルギー事業でメガソーラー建設や販売が順調に推移した。また、稼働中のメガソーラーの仕入や販売を手掛けるセカンダリー事業、省エネルギー事業及びメンテナンス事業が寄与するほか、セグメント毎のコスト管理も奏功し、前回予想を上回る増益になるとしている。

<4476> AI CROSS 2116 +86
大幅続伸。不正行為による被害からユーザーを守るために「絶対リーチ!forセキュアSMS認証」の販売を開始したと発表している。法律で身分証提示が義務付けられている音声通話機能付きの携帯電話かどうかを判別してからSMS認証を行うサービスを特許取得の上で提供する。銀行口座などからの不正引き出しが社会問題化しており、なりすまし防止策の需要に期待した向きが買いを入れているようだ。

<4431> スマレジ 3690 +475
急騰。クラウドPOSレジ「スマレジ」の9月の登録店舗数が速報ベースで8万8642台となり、前月(8万7477台)から増加したと発表している。内訳は、無料プランが7万1484台(前月7万0695台)、有料プランが1万7158台(同1万6782台)。登録店舗数の順調な増加が好感されていることに加え、株価が一時25日移動平均線を上回ったことも買い意欲を刺激しているようだ。

<7049> 識学 1443 +130
急伸。10月のプラットフォームサービス売上高が前年同月比213%増の0.42億円になったと発表している。契約社数は識学クラウドが281社(前年同月は229社)、識学会員が560社(168社)。プラットフォームサービスを中心にサービス提供を行うサービスリニューアルを実施したことに伴い、月次売上高を開示することにした。

<2987> タスキ 6060 -
公開価格(670円)の7.6倍となる5060円で初値を付けた。2日に上場したが、取引が成立していなかった。新築投資用IoTレジデンスの企画や開発、販売のほかコンサルティングを手掛ける。20年9月期の営業利益予想は前期比33.8%増の5.68億円。不動産販売などを取り扱うLiveMana事業に加え、従業員向け福利厚生アウトソーシングサービスのDayPay事業も順調に伸びる見込み。

<5900> ダイケン 929 +150
ストップ高。21年2月期上期営業利益を従来予想の0.60億円から1.25億円(前年同期実績0.46億円)に上方修正している。新型コロナウイルス感染防止製品が堅調に推移したため。また、輸送コストの改善や広告宣伝費などが抑制できたことも利益を押し上げる見込み。通期予想(前期比0.5%減の4.00億円)は現在精査中であり、修正が必要となった時点で開示するとしている。

<7676> グッドスピード 1605 +136
急伸し年初来高値。愛知県名古屋市港区に大型整備工場「グッドスピード車検中川・港店」を17日にオープンすると発表している。17、18日の両日にはイベントを開催する。販売後の車両整備や車検などのニーズが自社の中古車小売販売台数の増加に比例して急激に拡大しているとしており、大型工場のオープンが利益拡大に貢献するとの見方から買われているようだ。《ST》

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