NY株式:米国株はまちまち、 主要ハイテク株の売りが引き続き重し

2020年9月12日 07:11

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記事提供元:フィスコ


*07:11JST NY株式:米国株はまちまち、 主要ハイテク株の売りが引き続き重し
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は131.06ドル高の27665.64ドル、ナスダックは66.05ポイント安の10853.55ポイントで取引を終了した。

値ごろ感から買いが先行したものの、主要ハイテク銘柄の利益確定売りにおされ一時下落に転じた。その後は、引けにかけて再び緩やかに上昇する展開となった。但し、ナスダック総合指数は下落となった。セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、テクノロジー・ハード・機器、小売りが売られた。

宅配ピザ会社のドミノピザ(DPZ)はアナリストの投資判断引き上げが好感され上昇。靴メーカーのクロックス(CROX)は第3四半期の楽観的見通しを発表し上昇した。また、バイオテクノロジーのアタラ・バイオセラピューティクス(ATRA)は開発中の多発性硬化症治療薬の第1段階の治験で良好な結果を発表し上昇。一方で、在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は好決算を発表して大きく上昇したものの、利益確定売りに押され下落した。携帯端末のアップル(AAPL)はストリーミング方式によるゲームアプリを承認するアップストア規制の修正を発表し下落した。

中国政府はTikTok米事業の強制的な売却よりも、営業停止を望んでいると報じられた。

(Horiko Capital Management LLC)《YN》

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