【株式市場】日経平均は後場一段高となり一時177円高まで上げ2日続伸

2020年9月11日 18:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3406円49銭(171円02銭高)、TOPIXは1636.64ポイント(11.78ポイント高)、出来高概算(東証1部)は前場のSQ算出にともなう売買があり12億9776万株

 9月11日(金)後場の東京株式市場は、日本航空<9201>(東1)やJR各社が一段とジリ高になり、「GoToトラベル」への東京追加に期待する様子があり、三越伊勢丹HD<3099>(東1)など大手百貨店の一角もジリ高。日経平均もジリ高基調となり、14時30分過ぎに177円46銭高(2万3412円93銭)まで上げた。大引けも高値圏で値を保ち2日続伸となった。

 後場は、週明け14日の自民党総裁選が意識され、「ふるなびトラベル」などを運営するアイモバイル<6535>(東1)が配当実施などの材料と合わせて大引けまでストップ高に貼りついて推移。ラクスル<4384>(東1)は第4四半期に入っての収益改善が目立つとされ一段高のストップ高。アサヒ衛陶<5341>(東2)は筆頭株主(個人)の買い増しなどが思惑視され出直り拡大。旅工房<6548>(東マ)は「GoToトラベル」への東京追加期待で一段高。LibWork<1431>(東マ)は9月末の株式分割が材料視され一段高。アズ企画設計<3490>(JQS)は米大手不動産仲介会社との連携が材料視され朝から大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は前場のSQ算出にともなう売買があり12億9776万株(前引けは7億7572万株)、売買代金は2兆5640億円(同1兆5428億円)。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は1601(前引けは1486)銘柄、値下がり銘柄数は480(同582)銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、その他金融、陸運、精密機器、空運、サービス、医薬品、水産/農林、倉庫/運輸、電力/ガス、その他製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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