アミファは調整一巡、21年9月期の収益拡大期待

2020年9月11日 08:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 アミファ<7800>(JQ)は、ライフスタイル雑貨の企画・製造仕入・卸販売を100円ショップ向け中心に展開している。20年9月期は新型コロナウイルスの影響で減収減益予想だが、21年9月期の収益拡大を期待したい。株価は上値が重くモミ合い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■ライフスタイル雑貨の企画・製造仕入・卸販売

 ギフトラッピング、デザイン文具、キッチン・テーブルウェア、フラワー関連商品など、ライフスタイル雑貨の企画・製造仕入・卸販売を展開している。セリアやダイソーなど国内の100円ショップ向けを主力としている。

 なおハロウィン、クリスマス、バレンタインデーなどのイベント関連で、収益は上期(10月~3月)の構成比が高くなる季節特性がある。

■20年9月期は減収減益予想、21年9月期の収益拡大期待

 20年9月期業績(非連結)予想(8月14日に小幅下方修正)は、売上高が19年9月期比2.3%減の48億50百万円、営業利益が21.0%減の2億60百万円、経常利益が9.4%減の2億60百万円、純利益が3.4%減の1億70百万円としている。

 第2四半期累計までは概ね堅調だったが、第3四半期に入り、新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、行楽、レジャー、パーティなど人々が集うシーンで使われる商品の販売が減速した。なお第3四半期累計は、売上高が前年同期比3.1%減の37億33百万円、営業利益が23.6%減の2億64百万円だった。

 20年9月期は新型コロナウイルスの影響で、需要回復遅れを想定して減収減益予想としたが、21年9月期の収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は上値が重くモミ合い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。9月10日の終値は754円、時価総額は約24億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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