東京為替:ドル・円は小じっかり、ユーロ売り継続で

2020年9月3日 17:08

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:08JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、ユーロ売り継続で

3日の東京市場でドル・円は小じっかり。ユーロ・ドルの弱含みで朝方に付けた106円14銭から上昇基調に。日経平均株価は堅調地合いとなったが、リスク選好的な円売りは後退。ただ、午後もユーロ・ドルのじり安で、ドルは106円34銭まで値を上げた。

・ユーロ・円は125円93銭から125円29銭まで弱含んだ。
・ユーロ・ドルは1.1856ドルから1.1789ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円106円20-30銭、ユーロ・円125円50-60銭
・日経平均株価:始値23,524.49円、高値23,580.51円、安値23,426.11円、終値23,465.53円(前日比218.38円高)

【要人発言】
・デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「金利に関するさらなるフォワードガイダンスを与える必要性を感じない」
「平均2%のインフレと雇用の不足が相殺されるまで緩和的な政策を示すために長い道のりを歩むことになる」
・バルニエEU主席交渉官
「ブレグジットで英国側は失望をもたらし続けている」
・片岡日銀審議委員
「物価が勢いをもって安定目標に近づいていく状況を見通すのは難しい情勢」
「長短金利操作について政策金利の維持ではなく、低下を明示したうえで積極的な国債買入れを行うことが適当」
「物価が目標と乖離した場合、追加緩和を約束するのが有効」

【経済指標】
・豪・7月貿易収支:+46.07億豪ドル(予想:+53.50億豪ドル、6月:+81.49億豪ドル+82.02億豪ドル)
・中・8月財新サービス業PMI:54.0(予想:53.9、7月:54.1)
・スイス・8月消費者物価指数:前年比-0.9%(予想:-0.8%、7月:-0.9%)
・独・8月サービス業PMI改定値:52.5(予想:50.8、速報値:50.8)
・ユーロ圏・8月サービス業PMI改定値:50.5(予想:50.1、速報値:50.1)《TY》

関連記事