新興市場銘柄ダイジェスト:バンクオブイノベはストップ安比例配分、ブランディングがストップ高

2020年8月27日 16:16

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記事提供元:フィスコ


*16:16JST 新興市場銘柄ダイジェスト:バンクオブイノベはストップ安比例配分、ブランディングがストップ高
<4057> インタファクトリ 6080 -
公開価格(960円)の5.3倍となる5080円で初値を付けた。25日に上場したが、買い注文が殺到し、取引が成立していなかった。主な事業はクラウド型ECプラットフォーム構築。21年5月期の営業利益予想は前期比19.7%増の2.05億円。システム受託開発でクラウド型ECプラットフォーム「ebisumart」の認知度を向上させて受注高14%増を見込む。システム運用保守も利益拡大に貢献する見通し。

<6577> ベストワンドット 1935 +16
一時ストップ高。クルーズ予約サイト運営の子会社ファイブスタークルーズがGo Toキャンペーンの登録事業者に認定され、キャンペーン適用商品の予約受付を開始していると発表している。1泊当たり最大1万4000円の値引きが可能で、9月以降は寄港地で利用できる地域共通クーポン券も1泊当たり最大6000円分付与される。Go Toキャンペーンによる業績押し上げ効果期待が先行。

<7067> ブランディング 1562 +300
ストップ高。スカラ<4845>と合弁会社のソーシャルスタジオ(東京都渋谷区)を設立すると発表している。ブランディングテクノロジーが持つブランド構築ノウハウとスカラ社が有するネットワークや開発力を活かし、行政・自治体・事業会社のデジタル化やマーケティング支援を推進する。DXの流れに即した合弁とあって、テーマ性の高さも買いを促しているようだ。

<4393> バンクオブイノベ 4730 -1000
ストップ安比例配分。20年9月期中の中国本土向け配信開始を予定していたスマートフォンゲーム2作品の配信を延期すると発表し、売り材料視されている。「ミトラスフィア-MITRASPHERE-」は21年9月期第1四半期中に、「幻獣契約クリプトラクト」は21年9月期上期中にそれぞれ変更。業績への影響は現時点では未定だが、重要な影響を与える見込みが生じた場合は速やかに知らせるとしている。

<4443> Sansan 5330 +90
3日続伸。デジタルメディア事業のログミーの株式を取得し、子会社化すると発表。ログミーはビジネスリーダー層向けのメディア「logmi Biz」や個人投資家向けの「logmi Finance」などを運営している。株式取得実行日は31日の予定で、取得後の保有割合は70.1%となる。取得価額は非開示。子会社化で自社グループのクライアント基盤やユーザー基盤を活用し、ログミーの業績拡大などを図る。《ST》

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