パウエルFRB議長の講演後に市場のインフレ期待は高まる可能性も

2020年8月27日 15:54

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記事提供元:フィスコ


*15:54JST パウエルFRB議長の講演後に市場のインフレ期待は高まる可能性も
 日本時間27日夜に予定されているパウエルFRB議長の講演では、経済の変化に応じた金融政策のあり方や金融政策の枠組みを再考することなどについて言及するとの見方が市場関係者の間で広がっているようだ。パウエル議長は追加緩和の必要性について述べた場合、ドル売り材料になるとの声が聞かれているが、一部では、「インフレ期待が高まる可能性がある」との見方も出ている。

 インフレ期待が高まり、長短金利差が拡大した場合、ドル買い材料になり得るため、債券市場や株式市場の反応を慎重に見極める必要がありそうだ。また、27日は米国の4-6月期国内総生産(GDP)改定値や新規失業保険申請件数が発表されるため、それらの内容も軽視できず、ドル・円などの短期的な相場動向について予断を持つことは難しくなりそうだ。《MK》

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