後場の日経平均は72円安でスタート、任天堂やソニーが安い

2020年8月27日 13:11

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23218.42;-72.44TOPIX;1617.54;-6.94

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比72.44円安の23218.42円と前引から下げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は若干下げ幅を縮小。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=105円90銭台と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、直近の上昇ペースが急であったことや、コロナ前の株価水準を回復したことでの高値警戒感から、利益確定の売りに押され続落してスタートした。寄り付き後は、一時、プラスに転じる場面があったものの、その後はマイナスに転じ下げ幅を拡大し、今日の安値付近で午前の取引を終了した。本日はFRB議長講演、明日に安倍首相の会見などのイベントを控えていることで様子見ムードが強く積極的に上値を取る動きに乏しいようだ。後場の日経平均は前場終値より下げ幅を縮小してスタートし、横ばいで推移している。なお、お昼休み中に、NEC<6701>など大手11社が電子署名普及に向けた「デジタルトラスト協会」の設立総会を開催とNHKが報じている。

 セクター別では、鉱業、保険業、不動産業、銀行業などが下落率上位となっており、一方、サービス業、ゴム製品、倉庫・運輸関連業、精密機器が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、ファーストリテイリング<9983>が安く、リクルートHD<6098>、Zホールディングス<4689>、テラスカイ<3915>、富士通<6702>、アルプスアルパイン<6770>が高い。《HH》

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