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マーケットエンタープライズは20年6月期大幅増収増益、21年6月期も大幅増収増益予想
(決算速報) マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は8月14日の取引時間終了後に20年6月期連結業績を発表した。第4四半期に新型コロナウイルスの影響を受けたが、M&Aや新規事業の収益化も寄与して計画超の大幅増収増益だった。21年6月期も積極的な事業展開で大幅増収増益予想(レンジ予想)としている。収益拡大を期待したい。株価は好業績を評価する動きを強めそうだ。上値を試す展開を期待したい。
■20年6月期大幅増収増益、21年6月期も大幅増収増益予想
20年6月期の連結業績は、売上高が19年6月期比28.7%増の109億04百万円、営業利益が45.0%増の6億55百万円、経常利益が45.9%増の6億64百万円、純利益が43.1%増の2億91百万円だった。
ネット型リユース事業が新型コロナウイルスの緊急事態宣言の影響で、第4四半期に買い取りが一時的に減少して計画をやや下回ったが、M&Aや新規事業の収益化も寄与して、全体としては計画超の大幅増収増益だった。
21年6月期の連結業績予想(レンジ予想)は、売上高が135億円~145億円(20年6月期比23.8%増~33.0%増)、営業利益が7億30百万円~9億円(同11.3%増~37.2%増)、経常利益が7億33百万円~9億03百万円(同10.4%増~36.0%増)、そして純利益が3億60百万円~4億50百万円(同23.4%増~54.3%増)としている。
新型コロナウイルス影響の長期化など不透明感があるが、引き続き積極的な事業展開で大幅増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。
■株価はモミ合い上放れの動き
株価は戻り歩調の形だが過熱感はなく、好業績を評価する動きを強めそうだ。上値を試す展開を期待したい。8月14日の終値は2810円、時価総額は約147億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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