オイシックスドット大地が一段高、大戸屋HDとの提携協議を明らかにし思惑買い

2020年8月14日 11:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■14日にも決議、コロワイドからのTOBに抵抗する形に

 オイシックス・ラ・大地<3182>(東1)は8月14日、一段高で始まり、9時400分過ぎには10%高の2515円(221円高)まで上げて実質的な上場来の高値に進んだ。

 大戸屋HD<2705>(JQS)との提携報道が13日夕方の日経QICKニュースや14日付の日本経済新聞朝刊で伝えられ、オイシックスは14日朝の東証適時開示で、「協議を進めていることは事実であり、8月14日の株式会社大戸屋ホールディングス臨時取締役会での決議がなされ、公表すべき事項が発生いたしましたら、速やかに発表」するとし、注目集中となった。

 大戸屋HDも高い。大戸屋HDを巡っては、コロワイド<7616>(東1)が7月9日、大戸屋HD株式へのTOB(株式公開買付)を発表。TOB価格は1株3081円。これに対し大戸屋HDは7月17日に反対を表明した。オイシックス・ラ・大地との提携協議は、コロワイドからのTOBに抵抗する形になるため、株式争奪戦への期待など思惑が渦巻いている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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